アカガシラカラスバトと共に

今年もクロポッポ（アカガシラカラスバトの若鳥）たちがウロウロする季節がきました。
住んでいる都住の近くにもたくさん出没中。
保護活動も効果があって順調に増えることができているのか、人間の生活圏内でも頻繁に姿が見られます。

ただ、今までは数が少なかったので身近ではなかったけど、数が増えて（正確には本来の生息数に近づいていって）身近になるとやはり交通事故や飼い猫などによる被害、人工物への衝突など人為的な事故が目立ってきてしまいます。
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そこで野生動物との棲み分けをと言う人がいるけど、この島はもともと彼らのもので彼らの行動圏に人が勝手に住み着いただけ。
街中に出てくるのだって彼らの自由。
人の住むところと分ける必要はないと思う。

この島に住む者として彼らとの共棲をするために何ができるか。
彼らが行動してそうなとこを車で通るときはゆっくり走る、自分の飼い猫はちゃんと室内飼いするなどちょっとした努力をしていくだけ。

島内も海も大自然に囲まれたこの素晴らしい小笠原で自然を身近に体感できるかどうかは、ひとりひとりのちょっとした心遣い次第ではないだろうか？

明日も明後日も毎日その辺で彼らに会える日が来てくれると嬉しいな！